この記事を読むことで、暗号資産(仮想通貨)の積立サービスについて知ることができます。
暗号資産(仮想通貨)の毎日積立とは?
暗号資産(仮想通貨)の毎日積立とは、毎日、決まった金額で暗号資産(仮想通貨)を買うことをいいます。
常に、同じ金額を定期的に買う買い方を「ドル・コスト平均法」といいます。
価格が安いときは多くの数を、価格が高いときは少ない数を購入するため、平均の購入金額を抑えることができます。投資信託を購入するときなどに良く使われています。
毎日積立が向いているのは、次のような人です。
- (私のように)売買が下手な人
- 中長期の投資を考えている人
私自身、とても売買が下手です。
株式の経歴はもう20年以上になりますが、未だにうまく売買ができません。価格が上がりはじめて直ぐに売却してしまったり、価格が下がっているのに売らずに塩漬けにしてしまったり。失敗の連続でした。
その結果、たどり着いた方法がIPO投資です。IPO投資をしてから、ほとんど損することはなくなりましたが、そもそもIPOになかなか当選しません。そして、ETF、投資信託のドル・コスト平均法による購入を実践するようになりました。
ボラティリティ(価格変動)が大きい、暗号資産(仮想通貨)への投資を考えたときに、少額でのドル・コスト平均法で購入することを決めました。
私が暗号資産(仮想通貨)の投資をスタートしたのは2021年です。2021年から2022年にかけてビットコイン、イーサリアムをはじめ、暗号資産(仮想通貨)は大きく価格をさげました。ドル・コスト平均法で少しずつ投資をしていたおかげで、大きな損失を出さずにすみました。
暗号資産(仮想通貨)の毎日積立ができる販売所・取引所の比較
とはいっても、毎日、販売所で購入することは正直面倒です。忙しい方には、なかなか難しいのではないでしょか。
それに、買い忘れもあれば、価格が大きく下がったときなどは心が折れそうになります。
そんな場合は、自動で積立ができるサービスを利用するのも1つの方法です。
ビットフライヤー、GMOコイン、コインチェックは、自動積立サービスを提供しています。
販売所・取引所 | サービス名 | 1回の積立金額 | 積立頻度 |
---|---|---|---|
ビットフライヤー | かんたん積立 | 1円~1,000,000円 | 毎日、毎週、毎月2回(1日と15)、毎月 |
GMOコイン | つみたて暗号資産 | 500円~50,000円 | 毎日、毎月 |
コインチェック | Coincheckつみたてと | 10,000円~1,000,000円/月※1日約300円~ | 毎日、毎月 |
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暗号資産(仮想通貨)の毎日積立のメリットとデメリット
自動積立サービスを利用するメリットとデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?
自動積立サービスを利用するデメリット
自動積立はとても便利なサービスですが、1つだけデメリットがあります。
コインチェックは、カバー先又は当社取引所の価格に対して0.1〜4.0%の手数料相当額がかかります。ビットフライヤーは販売所のレート、GMOコインは販売所サービスのASKレートとなります。
このように、取引所で暗号資産(仮想通貨)を買うよりも高い価格で購入することになります。
自動積立サービスを利用するメリット
自動積立サービスのメリットは、次の2つです。
- 時間を節約できる
- 確実に積立できる
毎日、取引所サイトにログインしてビットコインやイーサを買う。1回の取引時間は短いのですが、毎日となると、なかなか大変です。1回5分としても、1ヵ月で約2時間半、1年で約30時間です。自動積立をすることで、この時間を節約することができます。
また、帰宅が遅くなったときや、疲れているときなど買い忘れてしまうこともあります。ときには、数量を間違えて注文してしまうこともあります。自動積立サービスを使えば、このようなうっかりを無くして、確実に購入できることはメリットです。
積立できる暗号資産(仮想通貨)一覧
各販売所・取引所で積立ができる、暗号資産(仮想通貨)の一覧です。
販売所・取引所 | ビットフライヤー | GMOコイン | コインチェック |
---|---|---|---|
ビットコイン(BTC) | 〇 | 〇 | 〇 |
イーサリアム(ETH) | 〇 | 〇 | 〇 |
リップル(XRP) | 〇 | 〇 | 〇 |
カルダノ(ADA) | ー | 〇 | ー |
コスモス(ATOM) | ー | 〇 | ー |
ベーシックアテンショントークン(BAT) | 〇 | 〇 | 〇 |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 〇 | 〇 | 〇 |
ダイ(DAI) | ー | 〇 | ー |
ドージコイン(DOGE) | ー | 〇 | ー |
ポルカドット(DOT) | 〇 | 〇 | 〇 |
エンジンコイン(ENJ) | ー | 〇 | 〇 |
イーサリアムクラシック(ETC) | 〇 | ー | 一時停止中 |
IOST(IOST) | ー | ー | 〇 |
チェーンリンク(LINK) | 〇 | 〇 | ー |
リスク(LSK) | 〇 | ー | 〇 |
ライトコイン(LTC) | 〇 | 〇 | 〇 |
ポリゴン(MATIC) | 〇 | ー | ー |
メイカー(MKR) | 〇 | 〇 | ー |
モナ(MONA) | 〇 | ー | 〇 |
オーエムジー(OMG) | ー | 〇 | 〇 |
The Sandbox(SAND) | ー | ー | 〇 |
クアンタム(QTUM) | ー | 〇 | 〇 |
ネム(XEM) | 〇 | 〇 | 〇 |
ステルラーメン(XLM) | 〇 | 〇 | 〇 |
テゾス(XTZ) | 〇 | 〇 | ー |
ソラナ(SOL) | ー | 〇 | ー |
暗号資産(仮想通貨)の毎日積立のまとめ
暗号資産(仮想通貨)を毎日積立すると、どうなるのか。
それは、積立をはじめるタイミングにも依ります。
例えば、私の場合。2021年後半からビットコインとイーサリアムの毎日積立をはじめました。2021年から2022年にかけて、暗号資産(仮想通貨)は大きく価格が下がりました。この期間だけでみると、積立した金額よりマイナスになります。
私が暗号資産(仮想通貨)を最初に買ったのは2017年。2017年~2018年にかけて、トータルで10万円ほどのビットコインとイーサリアムを購入しています。このときに買ったビットコインとイーサリアムが大きく値上がりしたので、トータルでは今でもプラスになっています。
けれど、もし、2017年から積立をしていたら、すごい金額になっていたなと思ったりもします。
長期的に、一定の金額を買い続けることで、価格変動のリスクを抑えるのがドル・コスト平均法です。
ビットコインとイーサリアム、そして、ソラナを定期的に購入、その投資結果をまとめています。良い結果も悪い結果も全て報告していますので、良かったら、ぜひ、ご覧ください。
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